KAImaging 社
X線用 a-Se CMOSカメラ BrillianSe™
製品特長
- 高分解能 - ピクセルサイズ 8µm / ピクセル数 16M
- 高効率ダイレクトコンバージョン - DQE ( 36% @10 cycle/mm, @60kV)
KAImaging社の高輝度イメージング用X線検出器 BrillianSe™は、アモルファスセレン(a-Se)センサーとCMOSを組み合わせたハイブリッド検出器です。
入射X線をそのまま電荷へ変換するダイレクトコンバージョン型の為、a-Seセンサー部の厚さを制限する必要が無く、高エネルギーに対しても高い量子効率を実現。空間分解能にも優れ、低フラックス、高エネルギー線源によるイメージングの精度を高めると同時に、低密度材料のイメージングにおいてはグレーティングレスで伝播ベースの位相コントラストの強調画像が得られるユニークな検出器です。
仕 様
センサー材料 | T100 μm アモルファスセレン (a-Se) |
---|---|
量子効率(QE) |
90%@20keV 29%@40keV 11%@60keV 3%@100keV |
読出 | CMOS |
ピクセルサイズ | 8 x 8 μm |
ピクセル数 | 4096 x 4096 (16M total) |
フレームレート | 0.25 – 2 Hz |
エネルギー範囲 | 13 – 120 keV (13keV以下ではテストデータ無) |
ダイナミックレンジ |
180e– – 701,250e– (81.8dB) |
読出ノイズ |
180e– rms |
寸法 (L, W, H) | 269 x 245 x 117 mm |
重量 | 7.0kg |
インターフェース | GigE ethernet |
アプリケーション
- 低密度材料 / X線低吸収材料
位相コントラストイメージング - シンクロトロン
マイクロ-ナノCT - 高エネルギー
ブラッグコヒーレント回折イメージング - 非破壊検査 –
工業製品 / 農産物
テクノロジー
- ダイレクトコンバージョンとシンチレータによるコンバージョン方式の違い
利点
・点広がり関数(PSF)が小さい(1.1ピクセル)
・検出量子効率(DQE)が高い (40% at 10 cycles/mm@35keV)
- 伝播ベース位相コントラストイメージング