ラドデバイス|RAD Device

ラドデバイスは、光がリードする先端テクノロジーと共に歩みます

KAImaging 社

X線用 a-Se CMOSカメラ BrillianSe™

X線用 a-Se CMOSカメラ BrillianSe™

製品特長

KAImaging社の高輝度イメージング用X線検出器 BrillianSe™は、アモルファスセレン(a-Se)センサーとCMOSを組み合わせたハイブリッド検出器です。
入射X線をそのまま電荷へ変換するダイレクトコンバージョン型の為、a-Seセンサー部の厚さを制限する必要が無く、高エネルギーに対しても高い量子効率を実現。空間分解能にも優れ、低フラックス、高エネルギー線源によるイメージングの精度を高めると同時に、低密度材料のイメージングにおいてはグレーティングレスで伝播ベースの位相コントラストの強調画像が得られるユニークな検出器です。

仕 様

センサー材料 T100 μm  アモルファスセレン (a-Se)
量子効率(QE)
90%@20keV
29%@40keV
11%@60keV
3%@100keV
読出 CMOS
ピクセルサイズ 8 x 8 μm
ピクセル数 4096 x 4096 (16M total)
フレームレート 0.25 – 2 Hz
エネルギー範囲 13 – 120 keV
(13keV以下ではテストデータ無)
ダイナミックレンジ
180e
701,250e (81.8dB)
読出ノイズ
180e
rms
寸法 (L, W, H) 269 x 245 x 117 mm
重量 7.0kg
インターフェース GigE ethernet

アプリケーション

  • 低密度材料 / X線低吸収材料
    位相コントラストイメージング
  • シンクロトロン
    マイクロ-ナノCT
  • 高エネルギー
    ブラッグコヒーレント回折イメージング
  • 非破壊検査 –
    工業製品 / 農産物

テクノロジー

  • ダイレクトコンバージョンとシンチレータによるコンバージョン方式の違い

 


左)シンチレーターによる可視光変換方式  右)ダイレクトコンバージョン

  利点
・点広がり関数(PSF)が小さい(1.1ピクセル)


・検出量子効率(DQE)が高い (40% at 10 cycles/mm@35keV)

 

  • 伝播ベース位相コントラストイメージング

 


ピーマンの種子

 

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